フリーランスの単価の決め方って?

フリーランスの単価の決め方って?

フリーランスの単価=報酬になる!

単価とは?

サービスや製品には値段がありますよね。それらを提供してもらう対価として値段があるわけですが、そのサービスや製品に見合った金額であれば、その金額を払ってでもサービスを契約したり製品を買ったりします。その最低金額の値段を「単価」といいます。単価は単位あたりの金額ともいえます。そもそも何をもって1単位とするかは、会社やメーカーによってまちまちですよね。製品という形あるものだけでなく、目に見えないサービスについても値段の区切りとして単価という呼び方をします。エンジニアにとっての単価とは、ずばり報酬のことです。報酬といっても手取りではありませんよ。あくまでも報酬を意味します。同じエンジニアといっても会社に勤めている人とフリーランスでは報酬の意味合いが若干変わってきます。

サラリーマンエンジニアの単価

フリーランスのエンジニアだけに単価が発生するわけではありません。企業に勤めているエンジニアにも単価があります。この場合の単価は、「人月単価(にんげつたんか)」といいます。人月というのは一人のエンジニアが一ヶ月に仕事をする仕事量の単位です。IT業界だけでなく、土木や建築業界でも使われる言葉ですね。人月単価は、一人が一ヶ月に働いた場合の金額のことをいいます。人月単価60万円の人が一ヶ月働いたら60万円。半年働いたら360万円ということですね。
この人月単価は、その人の経験やスキルによって変動します。同じ社内でも人月単価100万円の人もいれば50万円の人もいます。自分がいったいいくらなのか気になるところですよね。外注などで会社間取引があるときにこの人月単価の話がでてきます。そんなに給料もらっていない!と思う人もいるかもしれませんね。会社員である以上、人月単価=会社の売上がそのまま自分に入ることはありません。会社には家賃や保険など経費がかかるわけですから、諸々の経費を差し引いてお給料が決定しますよ。また、エンジニアだけでなく、総務や経理などの人件費もそこから捻出しなければなりません。

フリーランスエンジニアの単価

フリーランスエンジニアの場合は、単価として支払われたお金がそのまま自分に入ってくるところがサラリーマンエンジニアとの大きな違いです。そうはいっても、会社と同じように経費がかかることには違いありません。クライアントから頂いたお金から税金や保険、パソコンなどの実務に必要なものや備品なども購入します。それら経費を抜いた金額が手取りとなります。ちなみに、年金や健康保険など、サラリーマンであれば会社が半分負担してくれていますが、フリーランスの場合は全て自分で払わなければなりませんよ。