単価を上げたいならどうするべき?

単価を上げたいならどうするべき?

クラウドソーシングの利用は避けよう!

単価が安すぎる!

クラウドソーシングはとても便利なサービスですが、高単価を目指しているのなら使わない方が無難です。独立直後で実績を作りたいとか、そもそもフリーランスとして独立しているわけじゃなく副業でやっているとか、そういう人は使ってもよいかもしれません。クラウドソーシングの案件を覗いてみればわかることですが、どれも仕事内容のわりに単価が安すぎます。受注する側の人も多いので、単価が低くても応募があるんですね。その悪循環で、ますます単価が下がっていっています。片手間でやっている人は「低単価でも稼げればOK」くらいの気持ちでやっているのかもしれませんが、フリーランスとして生活している人はそうはいきませんよね。
クラウドソーシングの運営も、広告の仕方が悪いように思います。例えば、WEB制作なら「制作会社に頼むよりも低価格で実現できます!」といったような宣伝をしています。そのため、価格重視のクライアントが集まるサービスになっているんですよね。あと、クラウドソーシングはシステム利用料を支払わなければなりません。サービスにもよりますが、10%~25%くらい支払います。この手数料分が余計に単価を下げます。フリーランスの代わりに宣伝をしてくれたり、入金に関する取りまとめをしてくれたりするのはよいのですが、受注額が100万とか200万とかになると手数料も莫大な金額になります。もったいないと感じちゃいますよね。

信頼関係を築けない

フリーランスにとって、継続的に仕事をくれるクライアントはとてもありがたい存在です。一度仕事をして、信頼関係が築けたら他の顧客を紹介してくれることもあるかもしれません。しかし、クラウドソーシングは全部システムを通して仕事が進んでいくので、事務的なやり取りになりがちです。リピートとか指名とかの機能もありますが、基本的には価格重視ですから深い関係を築くのは難しいでしょうね。

大きな案件は難しい

フリーランスとして成長していくためには、経験値が大切です。経験したことがないような大きなプロジェクトに参画できる可能性が欲しいところです。例えば、最初はバナーなどの部分的なデザインだけの依頼が、WEBサイト全体のデザインを任されるといったように、ステップアップできる場が欲しいですよね。そうして、スキルも経験もアップデートしていくことで新しいクライアントを開拓したり、単価を上げたりしていくことができるんですが、クラウドソーシングだと今までやったことのある仕事しか受注することができません。実績がない人は受注することが難しいんですね。