単価を上げたいならどうするべき?
単価交渉をしたいけど、どんなタイミングで交渉すればよいかわからないという人も少なくないんじゃないでしょうか。単価交渉はタイミングが重要です。変なタイミングで交渉しても意味がありません。新しいスキルを身に付けたときもよいと思いますが、仕事量が増えたときは絶好のタイミングだといえます。依頼されている仕事が増えたらスケジュールも変わってきますし、納期に間に合わせるのも大変です。いままでの単価では割に合わないと感じるときだと思うので、そのまま伝えて交渉しちゃいましょう。仕事が増えたということは、認められている証拠です。あなたなら仕事を増やしてもやってくれると思っているはずですよ。だから、自信を持って交渉してみましょう。
もし、同じクライアントから継続してもらっているときに新しいプロジェクトに参加することになったら、それは交渉のチャンスです。プロジェクトは予算があるので、プロジェクトの途中で単価を変えるなんてことはほとんど不可能です。でも、これから新しくはじまるプロジェクトであれば、最初から予算に入れておくことができます。新しいプロジェクトにも声がかかるのであれば前述と同様に認められているはずですので、ここも自信を持って交渉してください。
新しいプロジェクトもそうですが、長期のプロジェクトの場合は本当に信頼しているフリーランスにお願いしたいものです。途中で投げ出されたら目も当てられないですからね。なので、長期プロジェクトをお願いされたら信頼されている証です。ここもスムーズに交渉が進む可能性が高いので、どんどん交渉していきましょう。
新しいクライアントの場合は過去に受注した単価などがないので、最初から高い単価を提示することができます。フリーランスは単価のバランスを見ながら受注していくことが大切です。例えば、少し単価が低くても継続的に仕事を振ってくれるクライアントは安定して収入が得られるので安心ですよね。逆に、新しいクライアントは継続的に仕事をくれるかまだわからないので、少し高めに設定して安い単価の仕事分を補填したりするとよいですよ。このバランス感覚がフリーランスとして続けていくにあたって大切なスキルかもしれません。
期間があるような契約をしている場合は、その更新時が単価交渉のタイミングですよね。継続してくれるということは必要とされていることなので、単価アップも通りやすいんじゃないでしょうか。あと、クライアントの決算に合わせて交渉するのも悪くないですよ。一般的に決算期は稟議や決済のタイミングなので、意外と通ったりします。決算期は会社のホームページなどから調べることができますよ。